論文の紹介

自己血管内シャント閉塞に対する血管内治療の治療成績

院長が前任施設にて執刀した、自己血管内シャント(AVF)の血栓閉塞に対する血管内治療141例の成績をまとめた論文です 。超音波ガイド下での治療を行い、手技の初期成功率は96.5%でした 。また、追加治療を含む補助一次開存率は1年で87.0%であり、閉塞したシャントの多くが外科手術に移行することなく機能を維持できたことが報告されています 。
血栓除去治療は通常の麻酔では痛みが強いため、超音波ガイド下選択的皮神経ブロックを用いて治療しました。

「自己血管内シャント閉塞に対する血管内治療の成績」
日本透析医学会雑誌 2022年掲載

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